森は生態系がとても豊かです。
熱帯のアマゾンでは、気温が高いため、有機質が発酵・分解され、
木の根が有機質を吸収し、大地はとても痩せているのだそうです。
日本をはじめとする先進国が、安い食材を、安い材木を求めるが故に、
アマゾンの木は切り倒されて、その為どんどん砂漠化が進んでいます。
日本では、木を切り倒すことで、陽がさして、後に新しい芽が生えて、
又、森は再生されます。
シャロムは森に囲まれた場所。
適度に木を切って、暖炉に使ったり、石釜の燃料にします。
森は何もしないのに、持続可能です。
ここにヒントを得て、木を植えて果物や野菜などを育てる農法です。
オーナーの臼井さんはこう言います。
「私たちは、100あるうちの60%の収穫が出来て、良しとする。
残りの40%は自然界に蓄えられていると考える。
今年よりも来年が、来年よりも再来年のほうが、土が豊かになっていく。」
栗や、桃、枇杷、林檎など。全て臼井さんが、
食べ残した種を植えたもの。
日陰が好きなほうれん草などを、木の下に。
棲み分けの世界が生まれます。
かぼちゃや、きゅうり、トマトなど、人が支柱を作らなくても、
自然と枝に巻き付く。
これこそが、自然ですよね。
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