先日、長良にある久松真一記念館で、読書会に参加してきました。
久松さんが生前、お茶会をされていたスタイルに倣って。
先ずは、20分座禅を組み、それから各々が持ち寄った詩を順番に。
各々が選んだ詩は、その人の個性がでていて、とても面白かったです。
今まで、出合えなかった詩にも出合えたし。
朗読後、お抹茶を頂き、しばし歓談。
佇まいがとっても素敵な空間で、ひんやりとした空気と、
ゆる~い空気が混ざってる、そんな場所でした。
私が選んだ、金子みすずさんの詩です。
つつじ
小山のうへに
一人いて
赤いつつじの
蜜を吸ふ
どこまで青い
春のそら
私は小さな
蝶かしら
甘いつつじの
蜜を吸ふ
私は黒い
蝶かしら
0 件のコメント:
コメントを投稿